製品情報概要 一般薬理試験及び毒性試験

一般薬理試験

心血管系、呼吸器系又は中枢神経系に対するイロクテイトの影響を検討するための、独立した安全性薬理試験は実施していません。ただし、実施したカニクイザルを用いた反復投与毒性試験の観察項目には安全性薬理試験に該当する項目が含まれており、イロクテイトの忍容性は良好で、局所及び全身性毒性を示唆する所見並びに心電図(ECG)の異常所見は認められませんでした。

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毒性試験

1.単回投与毒性試験(サル)

動物種 投与方法、期間 投与量(IU/kg) 主たる試験成績 無毒性量(IU/kg)
カニクイザル 静脈内、単回 0、3,000、10,000、20,000 血液凝固パラメータ、血栓形成能に関わるマーカー、血液学的検査、血清生化学検査、臓器重量又は病理組織学的検査においてイロクテイト投与に関する影響は認められなかった。 20,000

2.反復投与毒性試験(ラット、サル)

動物種 投与方法、期間 投与量(IU/kg) 主たる試験成績 無毒性量(IU/kg)
SDラット 静脈内、4週間(隔日、14回投与)+4週間回復 0、50、250、1,000 用量依存的に抗rFⅧFc抗体産生がみられたが、イロクテイトの直接作用に起因する有害な毒性所見は認められなかった。 1,000
カニクイザル 静脈内、4週間(隔日、14回投与)+4週間回復 0、50、250、1,000
(凍結液剤)
用量依存的に抗rFⅧFc抗体産生がみられたが、イロクテイトの直接作用に起因する有害な毒性所見は認められなかった。 1,000
カニクイザル 静脈内、4週間(隔日、14回投与)+4週間回復 0、50、250、1,000
(凍結乾燥剤)
用量依存的に抗rFⅧFc抗体産生がみられたが、イロクテイトの直接作用に起因する有害な毒性所見は認められなかった。 1,000

3.その他の毒性試験(マウス)

免疫原性試験

血友病Aマウスにイロクテイト0、50、250及び1,000IU/kgを投与したところ、用量依存的に抗rFⅧFc抗体産生が認められ、試験終了時(試験第17日の最終投与)まで血漿中第Ⅷ因子凝固活性の低下がみられました。

局所刺激性試験

ラット及びサルでの4週間反復投与試験で、静脈内投与部位の剖検及び病理組織学的検査からイロクテイトの局所刺激性を評価したところ、対照動物の投与部位の病理組織学的検査所見と比較してイロクテイト投与による局所反応の増悪は観察されませんでした。

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