自宅で注射できる家庭療法

自宅で注射できる家庭療法 補充療法は、病院で注射してもらうだけでなく、教育プログラムを修了して主治医の認可が得られれば、家庭でも行うことができます。1983年に認可され導入されたこの「家庭療法」のおかげで、血友病患者さんの治療と生活の質は、大きく向上しました。

家庭療法のメリット

  • 出血したときすぐに注射ができるので、治療の効果が得られやすくなり、出血による苦痛を予防し軽減させることができます。
  • 出血による後遺症や慢性障害の予防・軽減が期待できます。
  • 病院へ通う身体的・時間的・経済的負担が軽くなります。
  • 出血の予防や症状の軽減がより効率的にできるようになるので、学校生活や社会生活の苦痛や不自由も軽減します。
  • 行動範囲や活動内容が広がるので、社会との接点が増え、自立も促されます。

家庭療法のメリット

家庭療法で気をつけること

  • 定期的に(最低3ヵ月に1回)受診しましょう。
  • 主治医や医療スタッフに、家庭療法に関する評価と指導を受けましょう。
  • 治療経過や薬の在庫状況を記録して、定期的に病院に提出しましょう。
  • 薬は決められた方法で管理し、主治医に指示された用法と用量をしっかり守りましょう。
  • 薬を、他の家族や兄弟が使うことは絶対にやめましょう。
  • 注射器や針などの医療廃棄物は、医師から指示された通りの方法で適切に処理しましょう。
  • 出血がひどいときや判断に迷うときは、すぐに主治医や医療スタッフに連絡して相談しましょう。
  • 子供に自分で注射をさせるときなど、やり方や環境が変わるときは、自己流で教えるのではなく、病院で指導を受けて大切なことを確認しましょう。

家庭療法で気をつけること