血友病Q&A

ライフスタイルの変化や季節に応じて
気をつけたいことは?

治療・薬のこと

question3

最近は「個別化医療」という言葉をよく耳にします。

【監修】
新潟大学大学院医歯学総合研究科腫瘍内科学分野 病院教授
(現:新潟薬科大学 薬学部 薬学科 病態生理学 教授) 森山 雅人 先生

キャトル・ヴァン Vol.4 2021 SUMMER P6掲載
answer

血友病治療においても、個別化医療はとても大切です。血友病治療の主たる目的は、関節障害などの血友病合併症の発症を予防し、悪化を抑えることですが、患者さんはそれぞれ生活習慣、活動量、 出血頻度、関節障害の程度が異なりますので、その人その人に合った治療を選択する必要があります。
例えば、関節症がある方はもともとある関節症をいかに悪化させないか、あるいはまだ患っていない関節をいかに維持していくかが重要です。また、その時々の活動の程度に応じて、凝固因子が十分なレベルになるよう、製剤の種類や投与のタイミングを工夫する必要があります。
そうした患者さんごとの治療を考えるために、患者さんにお願いしたいのは、輸注記録を付けていただき、症状や輸注について主治医が一緒に確認できるようにしていただくことです。そして、些細なことでも医師に相談していただきたいと思います。わたしたち医師側も、患者さんが何を望まれているのか、よく話を聞いて、患者さんの意思を尊重していけたらと考えています。

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