メニュー

文字サイズ

血友病患者さんの充実した人生のために。
「ヘモフィリアToday」では、患者さんとご家族の方々、そして患者さんをサポートされる方々のお役に立つ、血友病関連情報をお届けしてまいります。

お役立ち情報

輸注記録の重要性

【監修】広東京医科大学 臨床検査医学分野 教授
天野 景裕 先生

家庭で自己注射を行っている血友病患者さんには、輸注記録を付けていただく必要があります

今では一般的になった血友病患者さんの家庭輸注ですが、これは1983年に認可された特別な治療法であり、いくつかの遵守事項があります。
そのひとつとして、医師が医療行為を診療録に付けなければならないのと同様、患者さんも家庭での自己注射(医療行為)を輸注記録に付けて病院に提出しなければなりません1)

また、医療従事者は輸注記録を確認して、自己注射が適切に行われているかを管理する責任があります。
しかし、実際には34%の患者さんしか輸注記録を付けていないという報告があります2)

血友病家庭注射療法のガイドライン(2003年版) 日本血栓止血学会血友病標準化検討部会編

『血友病患者さんアンケート調査 よりよい在宅医療の実現をめざして調査報告書』 血友病在宅治療支援プログラム委員会(2009)

よりよい治療のためには、患者さんに輸注記録を付けてもらい、医師がそれを確認することが大切です

輸注記録を付けることは、医師、患者さんの双方にメリットがあります。

医師のメリット

メリット 1

患者さんが主体的に自分の状態を把握しているため、ライフスタイルの変化など治療見直しのポイントがわかりやすくなります

メリット 2

輸注記録をもとに具体的に話し合うことで、互いへの信頼が深まり、適切な指導ができます

メリット 3

また、輸注記録をもとに指導内容が守られているか、どのような改善ポイントがあるかが把握しやすくなります

医師のメリット

メリット 4

適切な輸注により出血ゼロに近づけることができます

患者さんのメリット

メリット 1

患者さんがご自身の出血する状況を振り返ることで、出血しやすい状況、曜日などが確認できます

メリット 2

ご自身の行動パターンや出血状況を分析することで、ご自身で注意すべきことがわかります

メリット 3

輸注記録をもとに医師と相談して、ご自身のライフスタイルに合った輸注スケジュールを決めることができます

患者さんのメリット

メリット 4

適切な輸注により出血ゼロに近づけることができ、その結果、将来にわたってQOLを保つことにつながります

輸注記録表は、決まった様式があるわけではなく、患者さんが記録しやすく、医師が確認しやすいものであればどんなものでも構いません。また、患者さんのライフスタイルに合わせた様々なツールが各社で作られているので、それらを利用するのもよいと考えられます。

サノフィの輸注記録ツールのご案内

サノフィは、患者さんに進んで輸注記録を付けていただくための資材を作成しております。下記はいずれも患者さんが病院に持っていきやすいB5サイズです。ぜひ、ご活用ください。

成人の患者さん向け:
Hemophilia Record

成人の血友病患者さん向けに、マンスリーカレンダー帳と輸注記録表を、シンプルな手帳カバーで一体化しています。輸注記録表は、患者さんが継続して記録しやすいよう、できるだけ簡潔な体裁にしています。

Hemophilia Record

小児の患者さん向け:
輸注記録付きハッピーロボカレンダー

血友病のお子さんが、保護者の方と一緒に楽しく記録ができる、ハッピーロボの輸注記録カレンダーです。シールを貼って輸注記録ができます。付属のマグネットクリップを使って冷蔵庫等にも貼れます。

輸注記録付きハッピーロボカレンダー

GZJP.HEM.19.04.0275
2019年5月作成

ページトップへ