オルプロリクスをお使いの患者さんへオルプロリクスの使い方
オルプロリクスの投与方法
オルプロリクスは、通常、下記の方法で投与しますが、投与量・投与回数(=注射回数)は患者さんの状態に合わせて適宜調節されます。
必ず医師の指示に従った投与方法で注射してください。
定期的な投与(定期補充療法)
長期間にわたり定期的に注射し、中等症・軽症の状態(凝固因子活性1%以上)にすることで、出血頻度の減少や関節症の発症予防、進行の抑制が期待されます。
以下のいずれかの方法で、投与を開始します。
1回50国際単位/kgを週1回投与
1回100国際単位/kgを10日に1回投与
投与量・投与間隔は患者さんの状態に応じて医師により調節されますが、
1回あたり100国際単位/kgを超えて投与されることはありません。
急性出血時の投与(出血時補充療法)
出血が起こってから注射する方法です。
軽度~中等度の急性出血に対する初回用量は30~60国際単位/kg
重度の急性出血に対する初回用量は100国際単位/kg
※追加の投与については医師の指示に従って下さい。
オルプロリクス添付文書より引用
投与記録表について
オルプロリクスを投与した後は投与記録表に必ず記入し、受診時には忘れずに持って行きましょう。
オルプロリクスの投与スケジュール例
オルプロリクスは下記のスケジュールでの投与が可能です。
MAT-JP-2005080-1.0-10/2020