イロクテイトをお使いの患者さんへイロクテイトの特徴
血友病Aの患者さんに使われる注射剤です。
- イロクテイトは、遺伝子組換え血液凝固第Ⅷ因子製剤です。
精製・製剤化工程でヒト及び動物由来の原料を使用していないことからHIVやC型肝炎ウイルス等への感染リスクが低減されています。 - イロクテイトは、体の中で長く作用する性質をもっており、定期的な投与及び急性出血時に使用することが可能です。
- 250、500、750、1000、1500、2000、3000、4000 国際単位の8規格があります。
イロクテイト総合製品情報概要より引用
厚生労働省医薬食品局血液対策課:血液事業報告 平成17年版より引用
イロクテイトの製剤写真
プラスチックトレイと内容
イロクテイト静注用250、500、750、1000、1500、2000、3000、4000の8規格すべてにおいて、溶解用液量は3mLです。
プランジャーロッド(上)
溶解用液(0.325%塩化ナトリウム溶液5mL)の入った注射筒(下)
製剤バイアル
輸注セット
- ①外箱
- ②ツートック(バイアルアダプター)
- ③リバピタール(絆創膏)
- ④セーフタッチPSVセット25G(翼付針)
- ⑤スワバーM・NW70(アルコール綿)
- ⑥廃棄用ビニール袋
輸注セットは製剤と別に添付されています。
MAT-JP-2005079-1.0-10/2020