血友病の症状は?
血友病の遺伝と保因者
血友病の歴史
血友病のお子さんと保護者の方
学校・保育園などの先生
3つの補充療法
血液凝固因子製剤の作り方とインヒビター
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健やかな日常生活を送るために
お役立ち情報
保因者の方に聞きました
患者さんのご家族の体験談
日常生活ガイド
【監修】日本赤十字社 中四国ブロック血液センター 所長 広島大学 名誉教授 小林 正夫 先生
血友病そのものの症状だけでなく、血友病やその治療に伴って起こる病気・症状や、血友病患者さんによくみられる病気・症状があります。これらの「合併症」は早期に発見し、できるだけ早く治療を行って進行しないようにすることが大切です。
血友病患者さんは、出血の心配から十分に歯みがきができなかったり、治療による出血をおそれて歯科をなかなか受診しない傾向があるため、虫歯や歯周病が重症化しやすいといわれています。
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血友病では、関節内への出血を繰り返すと関節の破壊が起こり、関節の可動域が狭くなって動きにくくなったり、骨棘(こつきょく;骨のとげ)などが原因で動いたときに痛みが出たりするなど、関節機能に障害が起こります。
人間の体には、体内に入ってきたウイルスなどの異物から体を守るための「免疫」というしくみが備わっています。
ところが血友病では、補充療法で体内に入れている凝固因子に対しこの抗体ができることがあり、これを「インヒビター」と呼びます。インヒビターによって、凝固因子製剤の効果が減弱することがあります。
過去に血友病の合併症としてよく知られていたのは、HIV(ヒト免疫不全ウイルス)やC型肝炎ウイルス、B型肝炎ウイルスなどの、ウイルスによる感染症(エイズ、C型肝炎、B型肝炎)でした。加熱処理がされていない輸入血液製剤や原料を使ったことが原因でしたが、現在は加熱処理が義務化され、また血液感染の心配がない遺伝子組換え製剤も開発されたため、ウイルス感染のリスクはほとんどなくなりました。
血友病と歯科治療
ウイルス感染のリスクと血友病治療
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